痛みの原因と負担がかかる仕組みについて

今回は痛みの原因と負担がかかる仕組みについて説明していきます。

切り傷や打撲などの炎症を除いた場合、

痛みや不調は大きく分けて以下の三つから起こります。 

①関節や筋肉がゆがんだり捻じれたりしている

 →関節の痛みや筋肉の張りにつながります

②ゆがんだり捻じれたりしないよう無意識に頑張っている

 →筋肉の張りや痛みにつながります

③ゆがんだり捻じれたりしているために血流が悪くなっている

 →血の巡りが悪くなりますのでしびれや神経痛が出たり、新陳代謝が悪くなることで内臓を含む全身の不調につながります

ところがこれらは本当の原因ではないことの方が多いのです。

なぜなら

痛みや不調の原因は、その場所にあることの方が少ないからです。

 

例えば

右の膝が痛くなって、病院に受診したら

関節の軟骨がすり減ってしまっている

と言われたとしましょう。

そして

膝に注射をしたり、湿布を貼ったり、

モモの筋肉をマッサージしたり…。

もちろんそれで良くなることもあるのですが、

ここで考えなければいけないのは

なぜ右膝に負担がかかったのか?ということです。

これが意外にも皆さん抜け落ちています…。

 

過去に経験した例でお話ししますと

例えば

高校生のころ左足を骨折したことがあって、左足を長年かばってきたことで右膝に負担がかかっていたかもしれません。

はたまた

右肩に長年カバンをかけて過ごしてきたことで右肩下がりの姿勢になり、右足に常に体重をかける癖がついてしまったことで右膝に負担がかかっていたのかもしれません。

 

これらは無意識のうちにそうなっていくので、なかなか自分では意識も改善もできないのです。

なぜなら、昔からの身体の使い方の癖が今現在の不調のきっかけになり得る

という発想が我々にはそもそもないのです。

それは…きっと、

誰も教えてくれないし、誰も知らないから。かもしれません…。

 

25年以上、そういったお悩みに向き合ってきた

わたくしが確実に言えるのは…

今あなたを悩ませているその不調や痛みは

過去に起きた病気やケガ、生活習慣上の長年の癖の改善も含めて考えていかないと根本的には解決できないのです。

 

そういった長年の積み重ねが不調の原因になるということを

まず知る必要があります。

そしてその不調の原因を探し出す必要もあります。

これらに関しては、わたくしがお伝え出来ます。

また、そういった不調の原因が判明して、その原因を改善できたとした場合に

どの程度の期間で不調が根本的に快復していくかといいますと…

それこそ人によって様々なのですが、我々の身体を構成する細胞は全身に何十兆個もあり、それぞれが新陳代謝を行ない日々生まれては死んでいます。

皮膚の細胞はわかりやすく、21日程度で剥がれていきます。

内臓や骨なども数カ月から数年で生まれ変わると言われています。

つまり

いい刺激が入って、いい血流があって、それが継続すれば

最短で数週間、長くても数年で

確実に改善していく可能性があります。

そういった事を踏まえた上で、痛みや不調につながる状況についてさらに詳しく解説していきます。

ここからは

以前わたくしが勤務していた軽井沢のクリニックで作成し、はじめてリハビリを受ける方にお読みいただいていたパンフレットの内容を引用していきます。

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あなたが思っている以上に、あなたの身体は

自分の力で治そうとしています。

傷口がふさがっていくことと同じように、

あらゆる病気に対して治ろうとする力が働いているのです。

 

「もう年だから…」

「もうこの症状は長いから…」

「どうせ○○だから…」など

マイナスイメージのかたまりでは、せっかく治ろうと思っている身体もその力を発揮できません。

自分の力を信じて、治ることをイメージしましょう!

 

順調に治らない原因は、一体なんでしょう…!?

それは、ひょっとすると、

あなた自身の思い込みや生活習慣にあるかもしれません。

原因を見つけ出し、改善する必要があります。

 

痛みをなくして動きやすい身体を作る3つのポイント

  • 生活習慣の見直し
  • 姿勢の補正
  • 筋力の向上

以上3つを解説していきましょう♪

 

 

  • 生活習慣の見直しについて

 

痛みの原因は、痛みが出ている場所にあるとは限らないのです。

 

 例えば、何らかの理由で

倒れかかった木が、となりの木の幹に当たって

こすれて、けずれてしまっているとしましょう。

けずれた幹の部分に人間のような痛みが出ていると

したら、その木が倒れていることが痛みの原因であり、

けずれた部分は結果でしかありません。

また、台風が来たこと(突然の事故)でこの木が倒れたとしましょう。しかし、木を支えている地盤(もともとの身体状況)がその数年前から崩れかかっていたとしたら、台風よりも地盤の弱さが原因ではないでしょうか?

この地盤の部分を見直す必要があります。

 

地盤が崩れて木が倒れてしまった大元の原因は、昔のけがや病気、食生活、生活習慣での癖などが考えられます。 

 

◎生活習慣(長時間の偏った姿勢、昔のけが、身体の使い方の癖など)

◎食生活(暴飲暴食、酸化した油、お菓子、人工的な食品の過剰摂取など)

◎運動不足(実際にやりたいことに対して筋力が足りない状態)

などが関係しています。

 

  • 姿勢の補正について

ここでいう姿勢の補正とは、ただ単に“姿勢を良くする”

ということではなく、もっと細かく見て身体の各関節が整って

いる状態をいいます。

積み木を積んで倒れそうな状態ではなく、

まっすぐバランスがいい状態、

余計な力やひずみが生じない状態をいいます。

そのために必要なのが姿勢を正す役割をする筋肉です。

人間の身体には大きく分けて2種類の筋肉があります。

 例えば

◎ドアを開ける力の役割をする筋肉(アウターマッスル)

◎ちょうつがいの役割をする筋肉(インナーマッスル)です。

  • アウターマッスルは大きな力を出すことが可能で、動かし方も単純でわかりやすいものです。
  • 一方、インナーマッスルは軸に近い部分の小さい筋肉で、動かし方はわかりにくいのですが、関節を安定させ、重力に対し姿勢を正す役割を持つ大変重要な筋肉です。

 

ドアのちょうつがいがゆるんで外れそうになっていたら、

ドアがうまく開け閉めできないのはわかりますよね。

この状態が痛みや動きにくさのある状態です。

その状態でいくら運動をしたり、頑張って無理して仕事をしても、

ちょうつがいがしっかりはまっていないのですから、ドアはスムーズに動きません。それどころか壊れてしまうかもしれません。また、ちょうつがいのある側からドアを開け閉めしようとしたら簡単ではないのはわかりますか?

ドアを動かすことはできなくても、ドアにとって絶対必要な役割をするのがちょうつがいなのです。

この役割をするインナーマッスルをしっかり働かせる必要があります。この筋肉は、血流が豊富で疲れにくく、立つための姿勢を維持するのに主に使われています。

積み木が図のように傾いているとした場合、

積み木を支える筋肉が必要となり、それがコリ

になり、傾いた積み木の重さが関節を圧迫し、

痛みの誘因となることが多いのです。

支えようとする筋肉が張っているからといって、安易にほぐしてしまうと、もっと傾きやすくなってしまいます。こういった場合、いわゆる“もみかえし”が起こると言われています。

では、どうすればよいのでしょう?

まず施術によって各関節の位置を補正していきます。積み木が傾いていなければ余計な筋の張りは改善され、インナーマッスルは自然に働きやすくなるのです

 

 

  • 筋力の向上について

私たちは重力に打ち勝って地球の上に立って生活していますので、重力に耐えるための筋力が無くなったら寝たきりになってしまいます。だからと言って、やみくもに筋トレすればイイと言うわけではなく、生活習慣の見直しと、姿勢をなるべく良い状態に保ちながら筋力をつける必要があります。

身体がかたよった状態ではバランスの良い筋肉はつきません。

一般的な筋トレで例えると、ある筋トレで1回しか持ち上げられない重さのわずか20%の重さで30回程度行えば、インナーマッスルは十分働き、それ以上の重さだと余計な筋肉がついてしまうと報告されています。つまり、全くやりがいのないような軽い運動が大切なのです。そして、これらの運動は関節を安定させ、身体のバランスを整えるので、痛いときこそやったほうが効果的なのです。 

しかし

やみくもに行う体操や筋力トレーニングは逆に体に負担をかけます。整った姿勢が維持できれば日常生活の中で正しい筋肉がついていきます。

つまり当研究所で施術を受け、身体が正しい姿勢に近づくと、それだけで筋力も少しずつ改善していきます。

さらに快復を加速させたいという方は、筋トレをしたり、速いテンポで行う散歩が効果的と言われています。

必要に応じてお教えいたします。

 

自分の自然治癒力を信じ、生活習慣の見直しを行い、快適に生活するための自由で健康な身体を手に入れましょう! 

そのためのお手伝いを、わたくしが一緒にさせていただきます!