独立開業への想い

今回は 独立開業へ至った想いを、また違った視点で

お伝えしたいと思います。

身体の不調や痛み、不安をお持ちの方は大変多いと思うのですが、

どこに行けばいいかわからない方、

不調や痛みが出る仕組みをご存知でない方が

実際には多いのではないでしょうか。

痛みや不調が出てしまう、その仕組みを知ることで

多くの不安が自らの取り組みによって解消できることを

わたしは知っています。

そういった不調や痛み、動きにくさを解消していくために必要なものは何なのか?
それをいままでずっと追い求めて来ました。
そして、何とかその入り口にたどり着いた気がしています。

それをみなさんに伝えたい!のです。

ところが…

残念ながら今の医療保険の枠組みの中では充分にそれらを

追い求めることが出来ない、
あるいは発揮することが出来ないと感じてきました。

なぜなら、病院やクリニックに来る方以外のみなさんのほうが、そういった悩みを多く抱えているように感じることと、病院やクリニックでは組織の運営や社会保障制度に関わる仕事が多過ぎることからです。

そんな経緯があり、病院やクリニック以外の場所でこの想いを伝えていく必要性を感じたのです。

まず考えたい問題として、現状の医療体系ではどんな状態の時にどこに行けばいいのか?
その役割分担やアナウンスが明確ではないということが挙げられます。

急性期は明確になっています。救急車を呼ぶような場合、つまり動けないほど痛いとか、動けないほどの不調にみまわれた場合。あるいは心疾患や悪性腫瘍、動脈瘤など急な不調に襲われたり、定期健診などの検査で早急に対処しなければいけない状態になってしまった時などです。

仮に病院などに自ら受診をしたとして、血液検査でもレントゲンでも大きな異常がない場合はどうすればいいのでしょう? また、身体の中で手足や腰など動くことに関する場所に絞って考えてみるとどうでしょう? 慢性期というのでしょうか、 例えば漠然とした痛みや不調を抱えている、もしくは痛くはないけれど動きにくいといった場合、どうすればいいのでしょう?

総合病院?
クリニック?
接骨院?
整体院?

どこに行けばいいのでしょうか?
これだけ病院やクリニック、治療院などがたくさんあるのに、結局はクチコミが頼りではないでしょうか…。

また期間的な問題もあります。急性期の場合、救急病院などで早急に対応してはくれるものの、入院が必要な場合でも最低限の短期間で退院させられてしまいますし、その後の治療が必要な場合は転院させられて、転院先でも二ヵ月を目途に退院させられてしまいます。

その後の外来治療では投薬や経過観察がメインで、個人的な不安や不調を訴えても、他の診療科に紹介してもらえばまだマシで、「年のせいです」とか「もう今までの生活は厳しそうですね…」とかそんな諦めの言葉を言われてしまうことも耳にします…。

仮に注射や投薬、手術などですっかり改善すればよいのですが、数カ月や数年たって、また同じような症状に悩まされる方々が多い印象です…。そんな場合どうすればいいのか、わからないことが多いのではないのでしょうか?

 

また、リハビリテーションの処方が出たとしても、やはり数ヵ月で打ち切られてしまうのが一般的です。「リハビリ」という言葉もわかりにくく、一般的なリハビリとは「骨折後や脳梗塞の後につらいのを我慢して関節を動かしたり歩行訓練すること」と認識されているように思います。そもそもどこに行けばどんなリハビリが受けられるかも明確ではありません。

要するに、働く世代以下の皆さんに対する医療分野との橋渡しをする機関やコーディネーターがいない、というのが実情なのだと感じます。

ここまで書いてきたことは、わたしが今まで働いてきたなかで、「知らなかった…」とか「わからなかった…」といった、患者さまの声として聞いてきたものです。

そういった漠然とした身体の不調や不安を抱えている皆さんが大勢いらっしゃることを、これまでのリハビリテーションの現場で体験してきました。

 

そのなかで体験したことを言葉だけではなく、身体を通し実感として伝えることによって、あなた自身の身体に対する考え方や行動を変えるきっかけになり、あなたが抱えている悩みや不安を解決できる部分が多くあると思うのです。

そして身体の不調がより改善に向かい、今後の人生における不安が少しでも減るような、そんなお手伝いをしていきたいアップという想いから、このたび この研究所を開所するに至りました。

かといって、ここまで書いてきた問題が、わたし一人の力で解決できるわけではないのですが、医療機関の外に出て行動することで、何らかの形で貢献できればと考えています。

どうぞよろしくお願いします!