今回は なぜ アラフィフのおじさんが 安定した 病院勤務を辞め 独立開業に至ったのか… そんな 独り言を 備忘録として 呟きたいと思います…。
少し専門的な内容ですので、 セラピスト向けです。
ヒトの身体に関わって 四半世紀… まだまだ…はっきりとは つかめていません…。なぜなら、そんなにヒトは簡単ではないんです…(*ノωノ) 。最新の現代科学と現代医学が 総出になっても 生命の誕生は謎ですし、 脳と心が別かどうかも 論議の最中です…。 でも個人的には…、結果的に多少なりとも…以前より わかってきたことも多くなってきた、とは思います…。
身体が整ったことの 判断基準として、やはり上下肢の【軸圧】は 大きな目安だと思います…。(※軸圧とは 簡単に言うと 骨の長軸に加えた圧で、 その圧力に対する反応を 確認することにより身体の一部の 支持性を判断することの総称です) ただ軸圧が【通る】ためにはアライメント修正が出来ているか、 すなわちパルペーションによる評価が 必要にもなります…ので (※パルペーションとは… 療法士業界では 触診 の英訳として使われます が ここでは 組織に触れ、その動きを感じ取り その反応を 比較検証する一連の手順 のことを言います)総合的にアプローチできないといかんのですが…。
つまりアライメント、骨や筋膜の構造(配置、配列)がより生理的な状態に近づけば近づくほどインナーマッスル、すなわち無意識的に関節を制御し、抗重力での姿勢や動作における生理的な筋活動の初期収縮を誘(いざな)う筋群(インナーマッスル)の活性化、あるいは賦活化が起こると推測しています。そして上下肢末端から中枢(肩甲骨や骨盤)に向かって骨の長軸に対する圧を加え、その不随意的な安定性や、 戻すときの脱力感および自律性が得られたことを確認できた場合、その結果臥位(従重力位)で介入したとしても起き上がって坐位~立位(抗重力位)となってもその状態(アライメントと動作の改善)が維持できる”場面”に遭遇することが比較的多くなります。出来ない場合というのは絶対的な筋量不足か心理的な要素、そすてもちろんそれ以前にセラピスト側の問題が隠れています。
まとめますと…
A:アライメントが修正されたことをより正確に評価できる方法があればそれが1st チョイス。そして
B:インナーマッスルがすでに働いていることをより正確に評価できる方法があればそれが2nd チョイス。になるわけで、わたしにとってAがパルペーションによる評価Bが軸圧による評価になるわけです。
さらに…ここにアプローチとして…
C:セラピスト側の気持ちの在り方(介入への取り組み方)
D:エネルギー(量子論的)レベルの処理が加わることで全てが繋がります。
たぶん( ´艸`)今のところ…(≧▽≦)ですが…。
A~Dについてはそれこそ10年前から…断片的にピースを集めてきましたが、やっと2022年の7月ごろにそのパズルのピースをはめていった結果のその先…全体としての絵柄が【想像できる】レベルにキタといえます。
思えば10数年前に、自分の無力さにさいなまれ、サイドビジネスなんかを始めてみたり、その他にも 色々と道草もしましたが、結局うまくいかずに足元を見つめ直し、副院長レベルの役職を約束されそうな立場を捨て、ゼロからやり直して自分の中の【セラピスト】と向き合ってきました。
~自分がどこまでできるのか~ それは目標というよりただ単に興味があった。すなわち、探求心に他ならないと思います。組織の中で、あるいはチームの中で自分がどこまでできるのか?ではなく、ヒトとしてヒトにどれだけ介入(影響)できるのか…知りたい! それだけ、かもしれません…。
そういった意味ではこの道を邁進してきてよかった。と思えます。ずうっとアップデートしないでも必ずラスボスの後にまたラスボスが潜んでるゲームを、関わる皆さんから感謝されて続けているのと同じようなものです。
だから極論を言えばもうここまで来たらいつ死んでもいいくらい…です。いや。まだ知りたい! ですけど、キリがないんで、いつ死んでもいいくらいの氣で生きたい…(;’∀’)
そういった 諸々の 独りよがりな 見解の結果、 わたしは 独立開業しました。
自分が創り出した ” 場 ” でどこまで辿り着けるのか…。(… まぁ 厳密に言うと 実質的な場は 賃貸ですが … )いずれにせよ これから、 わたしが関わる 方々に この世の中を より 快く 生活をするお手伝いが出来れば… それが 使命で それが 幸せ と 感じております。
以上、ここまで お読みいただき 有り難う御座います